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特 発 性 栓 球減 少 性 紫 斑病 の本 態 に関 す る 臨床 的並 び に実

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616.
155.
294
特 発 性 栓 球減 少 性 紫 斑病 の本 態 に関 す る
臨床 的並 び に実 験 的研 究
第3編
骨 髄 巨 核 球 機 能 に 及 ぼ す 実 験 的 栓 球 減 少 症
海 〓 脾 の 影 響 に 就 い て
岡山大学医学部平木内科(主 任:平 木
本
多
正
〔
昭和34年3月2日
内
第1章 緒
容
潔教授)
憲
受稿〕
目
次
言
第2章 実験 材料 並び に 実験 方 法
B)
抗栓 球 血 清 注 射 に よ る海 〓 血 液像
C)
培養成績
A)
実 験材料
1)
健 常海 〓 の骨 髄 と脾 を 並 置 し た場合
B)
実 験方法
2)
健 常海 〓の 骨髄 と抗 栓球 血 清 注 射 海 〓
C)
観 察方法
の脾 を並 置 した場 合
第3章 実験 成 績
A)
抗栓 球 血清 注 射 に よ る海 〓 の全 身 症 状
第1章 緒
第4章 総 括 並 び に考 按
第5章 結
論
を無 視 す る事 は 出来 な い.事 実,桂57)(1923)は,剔
言
脾 海 〓 に抗 栓球 血 清 を注 射 す る際,そ の 栓 球 減 少 の
人の特発 性栓球 減 少 性紫 斑 病 の 本 態 に関 して は,
発 現,出 血 性 素因 の 発現 の軽 度 で あ る事 を見 て お り,
従来 より多 くの研 究 が 発表 され て い るが,そ の 主 徴
教 室 岸72)(1958)は,骨
である栓球減 少の 成 因 に関 して は,未 だ定 説 を得 な
〓 に 抗栓 球 血 清 注 射 の場 合,剔 脾 を しな かつ た海 〓
い.現 今多 く信 ぜ られ て い るの は, Frank2)(1915)
に注 射 した場 合 よ り,そ の骨 髄 巨 核 球機 能 減弱 の程
の骨髄 巨核 球成 熟障 碍 に 基 く流 血 中 の栓 球 減 少 説 で
度 が軽 い 事 を 見 て い る.
ある.私 は,先 に骨髄 培 養法 を用 い て,本 症 患 者 の
以 上,人,実
髄 培 養 法 を用 い て,剔 脾 海
験動 物 を 問 わ ず,栓 球 減 少 と,脾 の
血清中に存 在す る骨髄 巨核 球機 能 減弱 因子 を証 明 し
間 に は,不 即 不 離 の 因果 関 係 の あ る事 は確 かで あ る.
た.然 るに,剔 脾 に よつ て流 血 中 の栓 球 増 多 ,出 血
私 は,脾 の 直 接骨 髄 の栓 球 産生 に 及ぼ す 影 響 を 検索
素因の軽減 を見 る事 は, Kaznelson3)(1916)以
来多
す る 目的 で,教 室 考 案 の 簡 易骨 髄 組 織 培 養法 を 用 い
くの人 に確認 され て お り,本 症 の 栓 球 減 少 と脾 との
て,海 〓 骨髄 に健 常 海 〓 及 び 実験 的栓 球 減 少症 海 〓
相関関係 は決 して 否定 出 来 な い.
一方臨床像 の酷 似 した実験 的栓 球 減 少症 動 物 を通
の脾 を並 置 培 養 し,そ の 際 の,巨 核 球 機 能 を観 察す
じて,本 症の本 態 を極 あ よ う とす る試 み も古 くよ り
で,薙 に報 告 し,諸 賢 の御 批 判 を仰 ぎ たい と思 う.
る事 に よつ て,こ の 目的 の 一 端 を果 す 事 が 出 来 た の
かなり屡々行な われ て い る.私 は,先 に,海 〓 に実
第2章 験的栓球 減少症 を発 現 せ しめ,そ の 血清 中 に,人 の
場合 と同様,骨 髄 巨核 球 に直 接 作 用 して,そ の機 能
を減弱せ しめ る因子 の存 在 す る事 を,骨 髄 培 養 法 に
よつて証明 した.し か し乍 ら,人 の場 合 と同 様,実
験的栓球減少症海 〓 に於 いて も,そ の脾 の持 つ役 割
A)
実 験 材 料並 び に 実 験 方 法
実験材料
1)
体 重300瓦
2)
抗 栓 球 血清 注 射 に よ り実 験 的 栓 球 減 少症 を来
した海 〓
前 後 の健 常 海 〓
2284 本
B)
1)
多
実験 方法
正
憲
した.
抗 栓 球 血 清 の 作製
骨髄 組織 片の み培 養 した時 と同様 に,脾 を並 置し
己 に前 編 に於 い て述 べ た如 く,海 〓 の栓 球 を分 離
らる
た標 本 群 にそ も,骨 髄 よ りの 組 織増 生
及 び並置 し
し
し,之 を1週1回
家 兎 耳 静 脈 に注 射 す る と家 兎 血 清
は,抗 海 〓 栓 球 血清 と して の 性 質 を持 つ に到 る.
2)
髄 組 織 周 囲 の増 生 帯 に 出現 せ る巨核 球 を求 め,そ の
抗 栓 球 血 清 の注 射
数,及 び運 動 形 態 並 び に,好 中球 の遊 走 速度 を観察
前記 抗 栓 球 血 清 を,予 あ 血 液 像 を検 査 した300瓦
前後 の健 常 海 〓 の皮 下 に1回0.7∼1.0cc注
射 し た.
これ を1乃 至2回 反 復 す る と,海 〓 は,著 明 な 出 血
性 素 因 を発現 し,多 くは 斃死 す る.
3)
した.
巨核 球 の運 動 形 態 は,前 編 で述 べ た分類 に従 つて
A. B. C. 3型 に分 つた.
好 中球 遊 走速 度 は,ア ツ ベ氏描 画 器 を用 いて描画
血 清 採 取,脾 の 剔 出 及 び骨 髄 の採 取
体 重300瓦
た脾 よ りの 各種 細 胞 の遊 出が 見 られ る,こ の内,骨
測 定 した.
前 後 の健 常 海 〓 の 心臓 穿 刺 に よつ て 無
第3章 実 験 成 績
菌 的 に採 血 し,血 清 を分 離 した.同 じ海 〓 を殺 し,
大 腿 骨骨 髄 を 無 菌的 に取 出 し,予 め 乾 熱 滅 菌 した シ
1)
ヤ ー レに入 れ,リ ンゲ ル 氏 液 を 加 え て よ く洗 い,実
己 に前編 に於 い て述 べ た如 く,注 射海 〓 には殆ん
験 に用 い た.更 に開 腹 して 脾 を 無菌 的 に切 り出 し,
抗 栓 球血 清 注 射 に よ る海〓 の全身 症状
ど一 様 に 出血 性 素 因 の発現 が見 られ た.
骨 髄 同様 に処 置 して 実験 に供 した.
2)
実験 的栓 球 減 少 症海 〓 を開 腹 し,肉 眼 的 に,又 ル
ー ペ を用 い て 皮 膚 ,皮 下 組 織,腹 部 臓 器 を観 察 し た
己 に 前編 に於 い て述 べ た如 く,注 射海 〓 には一様
に 栓球 の著 明 な 減 少(約1/2∼1/10)が
後,多
に 伴 な う二 次 的貧 血,網 状赤 血 球増 多,軽 度 の白血
くは 黒 褐 色 に腫 大 し た脾 を無 菌 的 に切 り出 し,
前 二 者 同 様 に処 置 して実 験 に供 した.
4)
教 室 考 案 の 簡 易骨 髄 組 織 培 養法 に従 い,予 め清 拭
乾 熱 滅 菌 した 薄 手 ス ラ イ ドグ ラス上 に,約2.5cm
の 間 隔 で,市 販 の張 符 貼 紙(10×20mm)を3枚
i)
健 常海 〓 の骨 髄 と脾 とを並 置 した場 合
織 増 生 が 見 られ,又 並 置 した脾 組 織 片 よ り も12乃至
の土 手 を 作 る.そ の 中 央
24時 間後 頃 ま で,各 種 細 胞 の遊 出及 び その 運動が見
髄 の 一片 を置 き,更 に先 に切 り出 し た健 常海 〓 脾 よ
り,鋭 利 な小 刀 にて0.5mm2程
度 の脾 組 織 片 を切
り取 り,先 の骨髄 組 織 片 と 約1∼1.5mmの
タ ミ ンB12(1cc中100γ
間隔 に
含 有)注
射 液 を1滴 そ の 上 か ら滴 下 し,予 め清 拭 乾 熱 滅 菌 した
薄手 カバ ー グ ラ ス(24×32mm)で
静 か に掩 い,周
囲 をパ ラフ ィン にて封 じ,孵 卵 器(37℃)内
実 験 的栓 球 減 少症 海〓 の脾 の1片 を上 と同 様 に 並 置
培 養 し た.
血 清 及 び ビ タ ミンB12液
は1/2針
られ, 36時 間後 に な ると,線 維 芽 細胞 の出現 が著明
と なつ た.骨 髄 組 織 増生 は,並 置 脾片 に対 す る側 も
反 対 側 も殆 ん ど差 異 が 見 られぬ.
次 に 巨 核球 を検 索 す るに,単 に骨髄 片 のみ の培養
の場 合 と同様,培 養12時 間 後 頃 よ り増 生帯 に その出
現 を見,ほ ぼ36時 間 後 頃 まで 観 察可能 で あつ た.
巨 核 球 の 出 現 個 数,運
表 I (No. 1∼9)に
動 形 態 を 観 察 す る と,図
を つ け た ツベ
ル ク リン注 射 器 よ り滴 下せ しめて 量 比 を 一定 に した.
以 上 の 諸 操 作 は 無 菌 的且 つ可 及 的 迅 速 に行 な わ ね
ば な らぬ.
観察方法
培 養 後12, 24, 36時 間 の3回 に亘 つて,之 を 取 り出
に保 つ た 保温 箱 内 で顕 微 鏡 を 用 い て観 察
I.
見 る 如 く,出 現 個 数 は,培 養12
に静 置
した,次 いで,健 常海 〓 血清 中 に健 常 海 〓骨 髄 片 と,
し, 37℃
培 養成 績
単 に骨髄 片 の み を培 養 した時 と,ほ ぼ同程 度 に組
の 円 形 に 拡 げ る.こ の 上 に 先 に用 意 した健 常 海 〓 骨
C)
3)
宛
部 に健 常 海 〓 血 清 を1滴 滴 下,硝 子 棒 で 直 径1.5cm
て 並 置 した.ビ
あ り,出 血
球 増 多,出 血 時 間 の延 長 が認 め られ た.
骨髄 と脾 の 並 置培 養
重 ね て 貼 付 し,約600μ
抗栓 球 血 清 注 射 に よ る海 〓 血 液像
図 I 健 常海 〓 の 骨髄 と脾 の 並置
特発性栓球減少性紫斑病の本態 に関す る臨床 的並 びに実験的研究 時 間0.8∼6.0,平
均3.1個,同24時
平 均4.9個,同36時
間 後1.8∼11.0,平
間 後1.3∼10.2,
均5.5個
つた.出 現 巨 核 球 の 運 動 形 態 に つ い て 見 れ ば,運
活 溌で,栓 球 分 離 の 旺 盛 なC型
であ
動
巨核 球 の 全 出現 巨核
球 の 内 占 め る 割 合 は,培
後5.6%,
36時 間 後0.1%で
養12時
2285
間 後2.5%,
あ つ た.培
24時 間
養後の経過時
間 と 各 型 巨 核 球 の 割 合 は 図 I.表 I(No. 1∼9)の
くで あ る.即
表 I 健 常 海 〓 の 骨 髄 と脾 の 並 置 培 養
No. 1
No.
5
No. 2
No.
6
No. 3
No.
7
No. 4
No. 8
ち,培
養12時 間 後A型14.5∼45.0%,
如
2386 No.
本
多
正
憲
9
図 Ⅱ 健 常海〓骨髄 と,抗 栓球血清海〓の
脾 の並 置培 養
表
I' No.
1∼9平
均
表 Ⅲ 健 康 海〓 骨 髄 と抗 栓 球血 清
海〓 の 脾 の 並 置培 養
平 均30.3%,
B型0∼29.0%,平
述 の 如 く0∼25.0%,平
均2.5%,合
が 運 動 形 態 を 示 した.同24時
平 均28.8%,
B型0∼11.1%,平
∼21.5%1平
均5.6%で
後 で は,
均4.5%,
合 計 平 均23.8%で
1
No.
2
No.
3
C型 前
計 平 均42.1%
間 後A型11.1∼46.7%,
均5.3%,
C型0
合 計 平 均39.8%,同36時
A型0∼33.3%,平
11.1%,平
均9.3%,
No.
均19.2%,
間
B型0∼
C型0∼6.6%,平
均0.1%,
あ つ た.
一 方 増 生 帯 に 出 現 し た 好 中 球 の 遊 走 速 度 は , 12時
間 後3.29∼5.88μ/min,平
均4.44μ/min,
後 で は, 1.47∼2.47μ/min,平
つ た(図
ii)
24時 間
均2.07μ/minで
あ
Ⅲ.表 I).
健 常 海 〓 骨 髄 と,抗
栓球血清注射海〓の脾
とを 並 置 した場 合
骨 髄 組 織 増 生,脾
組 織 片 よ りの各 種 細 胞 の遊 出 が
見 ら れ る 事 は, i) の 場 合 と 同 様 で あ り,巨
出 現 も亦 然 り で あ る.図
Ⅱ.表 Ⅱ(No.
1∼9)に
如 く,増 生 帯 に 出 現 す る 巨 核 数 は,培
1.6∼8.3,平
4.5個,
i)の
均3.6個,同24時
示す
養12時 間 後
間 後2.5∼9.5,平
36時 間 後2.9∼10.0,平
均4.9個
場 合 と 有 意 の 差 は な か つ た.出
動 形 態 を 見 る に,図
核球 の
Ⅱ.表 Ⅱ(No.
均
で あ つ て,
現 巨核 球の運
1∼9)に
見 る 如 く,
培 養12時 間 後A型11.1∼30.7%,平
均21.5%,
0∼7.7%,平
く見 ら れ ず 合 計
平 均22.5%が,運
均0.9%,
C型 は,全
B型
動 形 態 を 示 し た. 24時 間 後A型0
特 発 性栓 球 減 少 性 紫斑 病 の 本 態 に 関す る臨 床 的 並 び に実 験 的研 究 ∼28.9%,平
%,
C型0,合
均15.3%,
B型0∼10.0%,平
計 平 均18.9%,に
36時 間 後 で は, A型0∼19.2%,平
0∼6.3%,
10.1%が,運
C型 は,見
均3.6
2287
No. 8
運 動 形 態 を 認 め,
均9.3%,
る 事 が 出 来 ず,合
動 形 態 を 示 した に 過 ぎ な い.し
B型
計 平 均
かもこ
No. 4
No. 9
No. 5
表
Ⅱ' No.
1∼9平
均
No. 6
図 Ⅲ 好 中球 遊 走 速 度(海 〓 骨 髄 ・脾 並 置 培 養)
No. 7
2288 本
の 際 出 現 巨 核 球 の 多 く は,著
多
正
憲
明 な 変 性 像 を 呈 した.
しめ,仔 細 に,血 清 学 的 組 織学 的に その 出血機転 を
同 時 に 観 察 し た 好 中 球 遊 走 速 度 は 図 Ⅲ.表 Ⅱ(No.
追 及 した.即 ち その 出 血機 転 は,「抗 栓球 血清の血管
1∼9)に 見 る如 く,培 養12時 間 後3.29∼6.32μ/min平
細 胞 え の親 和 作用 と,栓 球 破 壊 に 因す る毒 素遊離 の
均4.44μ/min,
均2.06
相 乗 作 用 に よつ て血 管 壁 内皮 細 胞 が障 碍 され る為 に
場 合 と 差 が 見 ら れ な か つ た.
起 る出 血 』 で あ り,栓 球 減 少 に 基 く血 液性状 の変化
μ/min.で
24時 間 後1.53∼2.81μ/min,平
あ つ てi)の
が,こ れ を助 長す る と述べ てい る.更 に氏 は,脾 の
第4章 総 括 並 び に 考 按
出血 性 素 因 に及 ぼ す 影響 を詳 か にす る為,健 常 海〓
人 に於 け る特 発 性栓 球 減 少 性 紫 斑 病 が 流血 中の 栓
球 数 の 著 減,出
血 傾 向 の 発 現 を 主 徴 とす る 疾 患 で あ
る 事 は, Frank以
来 周 知 の 事 実 で あ り,そ
の成 因 で
と,剔 脾 海〓 と に抗栓 球 血 清 を注 射す る時,注 射 部
位 に於 け る出血 は,常 に剔 脾海 〓 に於 いて軽微 であ
り,他 部 位 の 出血 も一般 に 軽度 で あ る事,又 栓球 減
あ る栓 球 減 少 の 機 転 に 関 して も 多 く論 じ られ て い る.
少 の 程度 も,常 に,剔 脾 海〓 で は軽度 で あ る事 を確
之 を 大 別 す れ ば,栓
認 して い る.最 近,沢
求 め る も の と,脾
球 減 少 の 原 因 を脾 以 外 の もの に
に 求 め る も の と に 要 約 さ れ る.前
者 に は 平 井35)36)(1919)
Stefanini38) 51(1952),
ら れ る 如 く,患
Harrington
et al26) (1951),
Hirsh40) (1951)等
者 血 清 中 の,栓
の 報 告 に見
球 を 破 壊,乃
至その
産 生 を 障 碍 す る 因 子 の 存 在 を 指 摘 し て い る.又
患 者 血 清 中 に,骨
本症
髄 巨 核 球 の 栓 球 産 生 能 を 障 碍 し,
田66) (1952)は,剔
脾家 兎に
抗 栓 球海 〓 血 清 を注 射 す る と,そ の栓 球減 少の回復
が対 照 よ り早 く,巨 核 球 に栓 球 形成 像 の梢 々多い事
を 観 察 し,脾 に は栓 球 形成 抑 制 作用 が存 在 す ると報
告 してい る.
以 上 の 如 く,人 の特 発 性 栓球 減 少性 紫斑 病患 者 の
脾,動 物 の 実験 的 栓球 減 少症 の 脾 を問 わず,何 れ も
栓 球 減 少 を 惹 起 せ し め る 因 子 の 存 在 す る事 は,
催 栓 球 減 少 性 作用 を 有す る事 は 否定 出来 な いが,従
Stefanini38) 52)(1952),石
輪 ・
来 よ り行 な わ れ た研究 の 多 くが,患 者 脾 抽 出液の動
の 報 告 に 見 られ る
物え の注 射,患 者 血 清 の剔 脾 動 物え の注 射,剔 脾等
奥 田42) (1952),森
上.阿
部41) (1951),三
田32)(1952)等
如 くで あ り,私 も独 自 の 方 法 で 之 を 確 認 し,報 告 し た.
一 方 , Frank2)
penieの
(1915)がEssentielle
Thrombo
名 の 下 に 本 症 を 報 告 し た 際,そ
の方 法 を用 い て,栓 球 の増 減,塗 沫 染 色標本 上での,
巨核 球 の 静 態 観察 程 度 に しか 及ぼ ず,栓 球 減少の最
の栓 球 減 少
も重要 な 要 素 で あ る巨核 球 機 能 に及 ぼす 脾 の直接影
の 成 因 を 脾 よ り産 生 さ れ る あ る種 の 因 子 に よ る 骨 髄
響 に言 及 した もの は 僅 か で あ る.即 ち, Torrioli &
巨 核 球 成 熟 障 碍 に 由 来 す る も の と し て 以 来,本
Puddii53) (1938)は,動
脾 と の 関 係 は,不
son3) (1916)は,本
よ つ て,栓
を 見,そ
即 不 離 の も の と な つ た. Kaznel
症 患 者 に 脾 腫 の あ る事,剔
球 数 の 増 加,出
の 栓 球 抑 留,破
作 用 の 亢 進 を 唱 え た. Doan19) (1940),
る 種 の 物 質 の 過 剰 産 生 が,骨
(1915),
Dameshek
&
Limarzi
Miller22)
Troland
平 岡28) (1953),粟
飜 つ て,実
因子 が正 常 の それ よ り強 い事,更 に脾動 静脈 中の本
因子 〓 を比 較 し,本 症 患者 に は,本 因子が 過剰 に存
在す る事 等 を確 認 した.最 近教 室 の考 案 にな る骨髄
組 織 培養 法 の 成功 に よ り,比 較 的 簡単 に,且 つ長 時
&
Schleicher21)
(1946)等
& Lee24)
巨核 球 機 能 を増 減 せ しめ,且 つ本 症 患者脾 内 の この
髄 巨核 球 機 能 を障 碍 す
ち,
(1940)
で あ り,実
に 之 を 証 明 せ ん と し た も の にTorrioli
(1938),
の抽 出液 中 に存 在す る あ る種 の 因子 の多寡 によつて,
に脾 内の あ
球 減 少 を 来 す と す る も の が あ る.即
Frank2)
壊
Bell20) (1951)
も 之 に 同 調 し た 業 蹟 を 発 表 して い る.更
物 巨核 球 を 培養 し,之 に患
者 の脾 抽 出液 を加 え て 観察 し,網 内 系 を有す る組 織
脾 に
血 性 素 因 の 消 失 を来 す 事
の 剔 出 脾 を 観 察 し て,そ
る結 果,栓
症 と
(1938),奥
井29)43) (1958)等
験 的
& Puddii23)
田27)(1952),
間 に亘 つ て,骨 髄 組 織 増生,遊 出細胞 の鑑 別,動 態
観 察 が 可 能 とな り,広 く応 用 せ られ るに到 つ た.就
中,巨 核 球 に関 して は,己 に 発表 され た如 く,従 来
の定 説 を 覆え す 新 知 見 が見 出 され,そ の機 能 を追求
す る事 が 可能 とな つ た.己 に 述べ た如 く,角 南 ・粟
井 等 は,本 骨 髄 組 織培 養 法 を用 い て,健 康人並びに
が あ る.
験 的 に 動 物 に 栓 球 減 少 症 を 発 現 せ しめ
の
特 発 性 栓 球 減 少 性紫 斑 病 患者 の骨髄 を培養 し,そ の
し
て そ の栓 球 減 少 の 原 因 を追 及 し,人 間 の そ れ と比 較 ,
巨核 球 機 能 減 弱 の あ る事 を 報告 した.更 に本症患者
せ ん と す る 試 み も 古 く か ら 行 な わ れ,
の脾 抽 出液 を 添 加培 養 して,そ の 巨核球 機能 を抑制
gham54)
(1915)綿
(1914)に
始 ま り, Ledinghain
引55) (1917),
桂57) (1923)は,海
Bedson60)
Ledin唱
& Bedson59)
(1923)を
経 て,
〓 に実 験 的 栓 球 減 少症 を発 現 せ
す る因 子 の存 在 す る事 実 を,又,剔
脾 患者で は,巨
核 球 機 能 が 剔 脾 前 に比 し著 明 に亢 進す る事実 を報告
して い る.私 は,教 室 考案 にな る簡 易骨髄組織培養
特発性栓球減少性紫斑病 の本態に関す る臨床的並びに実験的研究 2289
法によつ て,本 症 患 者血 清 中 に 巨核 球 機 能 を抑 制 す
は脾 の 剔 出 に よ つて起 るべ き 巨核 球 機 能 の亢 進 が,
る因子の存在す る事 を指 摘 し,又 実験 的 に栓 球 減 少
Vulpis70)の い う如 き,他 の 網 内 系 の代償 作 用 に よ
症を発現せ しめ た動 物血 清 中 に も同様 因 子 の 存在 す
り,掩 い隠 され た為 で あ ろ う.脾 を直 接 並置 培 養 す
る事を明 らか に した.斯 か る血 清 中催 栓 球 減 少 性 因
れ ば,か か る因 子が 無視 出来,脾 の 巨核 球 に 対す る
子ξは別個に,本 症 の多 くに 剔脾 の有 効 な る事,将
直接 的影 響 を 知 り得 る と思 わ れ る.
又実験的に も剔脾動 物 に は実 験 的栓 球 減 少症 の発 現
次 いで,抗 栓球 血 清 を 注 射 した海 〓 の脾 を,健 常
程度の軽度 な る事 は,己 に 桂67),沢 田66)の 報 告 に
海 〓 の骨 髄 と並 置 培養 す る と,巨 核 球 の 出現 個 数 は
見 られ る如 くで あ り,又 骨 髄 組 織 培 養 に於 い て も,
12, 24, 36時 間 後 に 於 い て,夫 々,平 均3.6, 4.5, 4.9
巨核球機能 低下 の軽 度 な る事 が 知 られ て い る.即 ち
個 で あ つ て,健 常 海〓 の脾 の並 置 の 際 と,殆 ん ど差
教室岸η)は,無 処 置海 〓 に 抗 栓 球 血清 を注 射 して
異 が な か つ た.然 るに,そ の運 動 形 態 を見 るに,運
栓球減少症 を惹 起せ しめ,そ の 骨髄 を培 養 して 巨核
動 形態 を示 す もの は,培 養12時 間後 合 計 平 均22.5%,
球機能 を観 察 し,健 常海 〓 の そ れ に比 し,約20∼30
24時 間後18.9%,
%の 運動機能 の低 下 を認 め,就 中栓 球 産生 の 旺盛 な
〓 脾 並 置 の 場 合 に比 し,約1/2に
る巨核球 は殆ん ど見 られ なか つ た と い う.こ れ に比
手 状突 起 を形 成 し,栓 球 を分 離 す る如 き巨核 球 は,
し,剔 脾海〓 に対 す る抗 栓 球 血 清注 射 で は,栓 球 減
全然 出現 しな か つ た.即 ち,実 験 的 栓 球 減 少症 海 〓
少の程度が軽 微 な るば か りか,そ の骨髄 巨核 球 の 運
の脾 は,巨 核 球 に対 して,そ の 栓球 産 生 能 を著 し く阻
動形態を示す もの は,剔 脾 後1, 2, 3, 4週 間 目の もの
害 す る事 は明 らか で あ る.こ の 事 は,脾 抽 出液 の注
で平均50.1%,
射,剔 脾等 に よつ て,従 来 よ り確 かめ られ て来 た事 実
54.7%,
49.4%,
44.3%で
健常海〓に注 射 した場 合 の12時 間後42.7%,
あ つ て,
24時 間
後40.8%に 比 し,巨 核 球 機 能低 下 の 程度 が,梢 々軽
度であつた事 か ら,脾 の 巨核 球 に対 す る抑制 作 用 の
関与を推 測 してい る.
36時 間後10.1%で
あ つ て,健 常 海
減 少 し た.就 中触
と符号 し,又.岸 の行 な つ た剔脾 海 〓 に対 す る抗 栓 球
血 清 注 射 後 の骨 髄 培 養 の結 果 と も よ く符 号 して い る.
一 方 無 処 置 海〓 ,抗 栓球 血清 注 射 海〓,何 れ の脾
を並 置 した 際 も,増 生 帯 に 出現 した好 中 球 の遊 走速
脾の巨核 球 に及ぼ す 直接 的影 響 を検 索 せ ん とす る
度 に は差 異 が 認 め られ な か つ た.
時,従 来 多 く行 な われ た 如 く,脾 抽 出液 を用 い ん と
以 上 の 実験 成 績 か ら,栓 球 減 少症 の発 症 の 有 無 を
すれば,そ の無 菌処 理,濃 度 の決 定,他 種 因 子 の 混
問 わず,脾 か ら巨核 球 に 作用 して そ の栓 球 産生 機 能
入等の操 作上の 困難 のあ る事 は 当然 で あ る.よ つ て,
を 減 弱 せ しめ る因 子 が 流 出 され て い るとい う事 が考
私は簡易骨髄 組 織培 養 法 に於 い て,脾 そ の もの を 並
え られ,抗 栓 球 血 清 の注 射 は,脾 内 のか か る巨核 球
置する方法 に拠 つ た.臓 器 を並 置培 養 す る試 み は,
機 能 減弱 因子 の 過 剰 の産 生 乃 至 は,こ の 因 子 の流 出
己に高島に よつ てな され,そ の組 織 増 生 が単 独 培 養
を 一層 促 進 せ しめ る もの と推 測 され る.
に比 し,や や 抑 制 さ れ る と報 告 され て はい るが ,
細胞個々の動 態観 察 ま でに は到 つ てい な い .私 は,
健常海〓の脾 を並 置培 養 して巨核 球 の出 現個 数 を見
人 の 急性 特 発 性 栓球 減少 性 紫 斑病 の症 状 と酷 似 し
た実 験 的栓 球 減 少症 の栓 球 減 少 の成 因 と して は,諸
家 の述 べ られ る如 く,抗 栓 球 血清 注 射 に よつ て起 る
るに,培 養 後12 ,24, 36時 間 で夫 々,平 均3.1, 4.9,
5.5個であつ て,骨 髄 単 独 培 養 の 際 の5.5, 5.7, 5.8個
末 梢 流 血 中 の 栓球 の破 壊 の 他 に,そ の脾 よ り産生 さ
に比 し,梢 々低値 を示 した 曙 その 運 動 形態 を見 る と,
を確 認 した.尚 この際 に,好 中球 遊 走 速 度 に は,さ
脾の並置培 養の 際 は,培 養12時 間 後 合計 平 均42 .1%,
24時間後39.8% , 36時 間 後23.8%で あ つ て,骨 髄 単
した る影 響 を 見 な い事 よ り,こ の 因子 が 巨 核 球 に の
独培養の際 の55.3%,
39.8%,
み直 接 作 用 す る とい う事 は 疑 い な い.
28を4%に 比 し, 24時
間後の値が同値 な る他 は, 5∼13%の
低 下 を 見 た.
この内,栓 球産 生 の 旺盛 な る触 手状 突 起 形 成 巨核 球
の示す比率 は,並 置 の場 合,各 時 間 後 平 均2.5%,
5./6%,0.1%で あ つ て
,単 独 の 場 合 の平 均8.3%, 5.8
%, 2.9%に 比 してや は り低 下 を示 した .
教室岸71)72)は,剔
れ て血 清 中に 移行 す る巨核 球機 能 減 弱 因 子 が あ る事
脾 海 〓 の骨 髄 培 養 で は,そ の
巨核機能の亢進 を見 な か つ た と述 べ て い るが ,こ れ
第5章 結
論
実 験 的 栓球 減少 症 の巨核 球 機 能 と脾 と の関 係 を追
求 す る 目的 で,健 常 海 〓 の骨 髄 と,健 常 海 〓 の 脾 を,
又健 常海 〓 の骨髄 と抗 栓球 血清 注 射 海 〓 の 脾 を,夫
々,簡 易 骨 髄 組 織 培 養 法 に て 並 置培 養 して,増 生 帯
に 出現 す る 巨核 球 の数,運 動 形 態,及 び好 中球 の遊
走 速度 を観 察 した.
2290 1)
本
多
正
健 常 海 〓 の 脾 を 並 置 した場 合,骨 髄 単 独 の場
憲
以上 よ り抗 栓球 血清 注 射 海〓 の脾 に は,健 康海〓
合 と比 較 して,出 現 す る 巨核 球 数 は,梢 々減 少 した.
骨 髄 巨核 球 に 直接 作用 して,そ の栓 球産生 を抑制す
そ の運 動 形 態 を 示 す もの は,相 当 の 減 少 を見,就 中,
る 因子 の 存 在 す る事 を知 つ た.
偽 足 形 成 乃 至 触手 状突 起 形 成 巨 核球 の減 少が 著 明 で
あ つ た.好 中 球遊 走 速 度 に は有意 の差 が な か つ た.
2)
抗 栓球 血清 注 射 海 〓 の脾 を並 置 し た場合 は,
健 常 海 〓 の脾 を並 置 し た場 合 に比 し,出 現 す る巨核
球 数 に は 有意 の差 を認 めな か つ たが,そ の運 動 形 態
擱 筆 す る に あた り,御 懇 篤 な る御指 導 と御校 閲を
賜 わ つ た 恩師 平木 教 授 並 びに 角 南講 師 に深 甚な る謝
意 を 表す る.
を示 す もの は,著 明 な減 少 を示 し,就 中触 手 状 突 起
形成 巨核 球 の 出現 は,全
く之 を 認 め得 な か つ た.好
(本論 文 の 要 旨は第19回 日本 血 液学 会 総会 に於 い
て発 表 した).
中球 遊 走 速 度 は,両 者 の間 に 全 く差 異 を認 めな か つ
た.
全 編 の 参 考 文 献
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ct
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Sc.,
綜 合 臨 床,
2291
Studies
on
the
Thrombocytopenic
Influence
of the
Spleen
Thrombocytompenia
Characteristics
of
Purpura
in the
on
Guiea
Pig
with
Megakaryocytes
By
Seiken
Department of Internal
Honda
Medicine Okayama University
(Director:
Prof.
Medical School
Kiyoshi Hiraki)
In an attempt to study the relationship between the megakaryocyte function and the
spleenin experimental thrombocytopenia , the author performed the tissue culture of the
bonemarrow and the spleen of normal guinea pigs and also the bone-barrow tissue culture
of normal guine pigs side by side along with the spleen of the guinea pigs injected with
anti-platelet serum on the same slide glass , each by a simple culture method; and observed
the number and functions of megakaryocytes appearing in the growth area and the wander
ing velocity of neutrophils .
1. In the case of the bone-marrow tissue of normal guinea pigs cultured side by side
with normal spleen on the same slide , megakaryocytes appering in the growth area was
somewhatless in number and their functions were also lower than in the case of the bone
marrowtissue cultuse alone . However, there was no significant difference in the wandering
2292 velocity
2.
by
side
本
The
正
憲
of neutrophils.
When
with
but
the
bone
megakaryocytes
spleen,
多
spleen
of normal
marrow
of
appearing
the
functions
wandering
could
were
velocity
guinea
normal
be
guinea
given
pigs,
recognized
markedly
of
pigs
as
anti-platelet
no significant
compared
with
serum
was cultured
difference
the
case
in
with
number
the
side
of
normal
decreased.
neutrophils
in
both
of these
cultures
was
Identically
the
same.
From these findings it has been found that in the spleen of the guinea pigs injected
with anti-platelet serum there exists a factor which acts directly on megakaryocytes of the
normal guinea pigs as to inhibit their platelet production.
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HEALTH AND MEDICINE
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